2005.09.30 Friday
「天使の涙」は少しダーク。
![]() 天使の涙 「恋する惑星」の時よりもさらに綺麗に織られた物語という気がします。 どちらもぜひ観ていただきたい映画です。 ただこちらはダークな部分が結構あります。 でもやはり「恋」にまつわるお話です。 舞台は「恋する惑星」と同じく香港。 殺し屋とその準備/後始末を担当するパートナー。殺し屋に惚れる女の子。口の聞けない青年と、期限付きで恋を楽しむ女の子。 5人のそれぞれの切なくて一生懸命な「想い方」が少しずつ交錯しながら展開します。 激しい銃撃シーンがありますので、苦手な方は気をつけてください。それと公開当時は話題騒然だったらしい女優さん一人でのセクシャルなシーン。 殺し屋サイドのお話はやはりどこかしら過激です。 金城武は口の聞けない青年で、一生懸命にいろんな事を楽しんで、伝えています。それが素敵です。 くどいようですが、金城武の魅力って三枚目キャラの時のほうが溢れ出ている気がします。等身大って感じがして、かっこつけている役よりもずっと共感できるのです。 言葉の無い役(モノローグはある)だからこそ、彼の動きや表情になごまされます。 いい役だなぁ、としみじみ思います。 ウォン・カーウァイ映画はつねに「雰囲気」を大事にしているとおもうのですが、この映画以降もどんどんその表現は広がって、ついにSF的手法に至って「2046」になったのでしょうねぇ。 私としては大好きな監督さんの一人です。 |



